Side Menu
CCND3
基本情報
- 遺伝子名
-
cyclin D3
- 遺伝子分類
-
がん遺伝子
- 遺伝子ID
- 転写産物ID
- 機能分類
-
細胞周期
- シグナル伝達経路
-
Cell cycle
- 染色体上の位置 (GRCh37/hg19)
-
6p21.1 (chr6:41903678..41909387, complement)
- アミノ酸配列の長さ
-
292
遺伝子マップ

解説
CCND3はサイクリンD3であり、サイクリン依存性キナーゼであるCDK4およびCDK6と複合体を形成し細胞周期のG1期からS期への移行に働く。この3種類のタンパクからなる複合体は、がん抑制遺伝子であるRBをリン酸化することで不活化する。その結果、RBにより抑制されていた転写制御因子E2Fが機能することが可能となり、E2FによるS期開始関連遺伝子の転写が誘導され、細胞周期が進行する。遺伝子増幅もしくは過剰発現がB細胞リンパ腫において認められる。
シグナル伝達経路
遺伝子変異総量(Tumor Mutation Burden)の分布TMB
アミノ酸配列上の変異分布

- 低悪性度
神経膠腫 - 多形膠芽腫
- 髄膜腫
- 頭頸部
扁平上皮癌 - 唾液腺癌
- 食道扁平上皮癌
- 胃腺癌
- 小腸癌
- 結腸腺癌
- 直腸腺癌
- 肝細胞癌
- 胆管癌
- 膵腺癌
- 肺腺癌
- 肺扁平上皮癌
- 肺
神経内分泌腫瘍 - 胸膜中皮腫
- 胸腺腫
- 浸潤性乳管癌
- 浸潤性小葉癌
- 化生癌
- 骨肉腫
- 消化管間質腫瘍
- 軟部肉腫
- 子宮頸癌
- 子宮類内膜腺癌
- 上皮性卵巣癌
- 淡明細胞型
腎細胞癌 - 悪性黒色腫
- 有棘細胞癌
ドライバー変異リスト
参照配列上の 位置 (GRCh37/hg19) |
参照配列の塩基 | 変異の塩基 | 変異が位置するエクソン番号 | 変異 (アミノ酸 変化) |
変異 (CDS 変化) |
COSMIC登録ID (v92) | がん化との 関連度による 分類 |
変異が検出されたサンプル数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
chr6:41903731 | G | A | 5 / 5 | p.Q276* | c.826C>T | COSV57828583 | Tier2 | 2 / 26 |