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SH2D1A

基本情報

遺伝子名
SH2 domain containing 1A
慣用名
DSHP, EBVS, IMD5, LYP, MTCP1, SAP, SAP/SH2D1A, XLP, XLPD, XLPD1
遺伝子分類
がん抑制遺伝子
遺伝子ID
転写産物ID
機能分類
免疫
シグナル伝達経路
Immune
染色体上の位置 (GRCh37/hg19)
Xq25 (chrX:123480493..123505241)
アミノ酸配列の長さ
128

遺伝子マップ

解説

SH2D1Aは、T細胞およびB細胞の双方向刺激に大きな役割を果たすタンパク質をコードし、SH2ドメインおよび短い尾部を有する。これはシグナル伝達リンパ球活性化分子と結合し、SH2ドメイン含有シグナル伝達分子SHP-2のそのドッキング部位への動員を遮断することにより、膜貫通タンパク質の阻害剤として作用する。この遺伝子は、活性化T細胞、B細胞およびNK細胞上に発現する他の関連表面分子に結合し、それによりこれらの細胞におけるシグナル伝達経路を修飾する。この遺伝子のバリアントは、Epstein-Barr感染に対する極端な感受性を特徴とする、稀な免疫不全症であるX連鎖リンパ増殖症候群1型またはDuncan症候群の原因となり、重症単核症および悪性リンパ腫を含む症状を伴う。

がん種別変異頻度Tumor type

遺伝子変異

コピー数変化

遺伝子変異総量(Tumor Mutation Burden)の分布TMB

アミノ酸配列上の変異分布



  • 低悪性度
    神経膠腫
  • 多形膠芽腫
  • 髄膜腫
  • 頭頸部
    扁平上皮癌
  • 唾液腺癌
  • 食道扁平上皮癌
  • 胃腺癌
  • 小腸癌
  • 結腸腺癌
  • 直腸腺癌
  • 肝細胞癌
  • 胆管癌
  • 膵腺癌
  • 肺腺癌
  • 肺扁平上皮癌

  • 神経内分泌腫瘍
  • 胸膜中皮腫
  • 胸腺腫
  • 浸潤性乳管癌
  • 浸潤性小葉癌
  • 化生癌
  • 骨肉腫
  • 消化管間質腫瘍
  • 軟部肉腫
  • 子宮頸癌
  • 子宮類内膜腺癌
  • 上皮性卵巣癌
  • 淡明細胞型
    腎細胞癌
  • 悪性黒色腫
  • 有棘細胞癌

ドライバー変異リスト

参照配列上の
位置
(GRCh37/hg19)
参照配列の塩基 変異の塩基 変異が位置するエクソン番号 変異
(アミノ酸
変化)
変異
(CDS
変化)
COSMIC登録ID (v92) がん化との
関連度による
分類
変異が検出されたサンプル数
chrX:123480541 G T 1 / 4 p.E17* c.49G>T   Tier2 1 / 18