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CHEK1

基本情報

遺伝子名
checkpoint kinase 1
慣用名
CHK1
遺伝子分類
がん抑制遺伝子
遺伝子ID
転写産物ID
機能分類
ゲノム安定性の維持
シグナル伝達経路
TP53
染色体上の位置 (GRCh37/hg19)
11q24.2 (chr11:125496664..125525215)
アミノ酸配列の長さ
476

遺伝子マップ

解説

CHEK1は、セリン/スレオニンタンパク質キナーゼで、DNA損傷あるいは複製されていないDNAに応答してチェックポイント介在細胞周期停止に関与する。また、DNA損傷応答に関与するATMとATRからのシグナルを統合させる機能を持つ。この遺伝子によるCDC25Aのリン酸化は、細胞周期進行の遅延に必要である。

シグナル伝達経路

がん種別変異頻度Tumor type

遺伝子変異

コピー数変化

遺伝子変異総量(Tumor Mutation Burden)の分布TMB

アミノ酸配列上の変異分布



  • 低悪性度
    神経膠腫
  • 多形膠芽腫
  • 髄膜腫
  • 頭頸部
    扁平上皮癌
  • 唾液腺癌
  • 食道扁平上皮癌
  • 胃腺癌
  • 小腸癌
  • 結腸腺癌
  • 直腸腺癌
  • 肝細胞癌
  • 胆管癌
  • 膵腺癌
  • 肺腺癌
  • 肺扁平上皮癌

  • 神経内分泌腫瘍
  • 胸膜中皮腫
  • 胸腺腫
  • 浸潤性乳管癌
  • 浸潤性小葉癌
  • 化生癌
  • 骨肉腫
  • 消化管間質腫瘍
  • 軟部肉腫
  • 子宮頸癌
  • 子宮類内膜腺癌
  • 上皮性卵巣癌
  • 淡明細胞型
    腎細胞癌
  • 悪性黒色腫
  • 有棘細胞癌

ドライバー変異リスト

参照配列上の
位置
(GRCh37/hg19)
参照配列の塩基 変異の塩基 変異が位置するエクソン番号 変異
(アミノ酸
変化)
変異
(CDS
変化)
COSMIC登録ID (v92) がん化との
関連度による
分類
変異が検出されたサンプル数
chr11:125497662 G T 3 / 13 p.E76* c.226G>T COSV54025951 Tier2 1 / 36
chr11:125499300 TATTGGAATAACTCACAGGG T 5 / 13 p.G125fs c.372_390delTGGAATAACTCACAGGGAT   Tier2 1 / 36
chr11:125525126 G T 13 / 13 p.G448* c.1342G>T   Tier2 1 / 36