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FAS

基本情報

遺伝子名
Fas cell surface death receptor
慣用名
ALPS1A, APO-1, APT1, CD95, FAS1, FASTM, TNFRSF6
遺伝子分類
がん抑制遺伝子
遺伝子ID
転写産物ID
機能分類
細胞死
シグナル伝達経路
Apoptosis
染色体上の位置 (GRCh37/hg19)
10q23.31 (chr10:90750634..90774207)
アミノ酸配列の長さ
335

遺伝子マップ

解説

FASは細胞表面上に存在するデスレセプターの一つであり、アポトーシスの誘導に関与する。FASがFASリガンドの結合により活性化すると、FAS, FADD, Caspase-8から構成されるDISC複合体が形成される。Caspase-8はDISC複合体中において自己切断により活性化し、それにより一連のカスパーゼカスケードが開始されることでアポトーシスの誘導につながる。

シグナル伝達経路

がん種別変異頻度Tumor type

遺伝子変異

コピー数変化

遺伝子変異総量(Tumor Mutation Burden)の分布TMB

アミノ酸配列上の変異分布



  • 低悪性度
    神経膠腫
  • 多形膠芽腫
  • 髄膜腫
  • 頭頸部
    扁平上皮癌
  • 唾液腺癌
  • 食道扁平上皮癌
  • 胃腺癌
  • 小腸癌
  • 結腸腺癌
  • 直腸腺癌
  • 肝細胞癌
  • 胆管癌
  • 膵腺癌
  • 肺腺癌
  • 肺扁平上皮癌

  • 神経内分泌腫瘍
  • 胸膜中皮腫
  • 胸腺腫
  • 浸潤性乳管癌
  • 浸潤性小葉癌
  • 化生癌
  • 骨肉腫
  • 消化管間質腫瘍
  • 軟部肉腫
  • 子宮頸癌
  • 子宮類内膜腺癌
  • 上皮性卵巣癌
  • 淡明細胞型
    腎細胞癌
  • 悪性黒色腫
  • 有棘細胞癌

ドライバー変異リスト

参照配列上の
位置
(GRCh37/hg19)
参照配列の塩基 変異の塩基 変異が位置するエクソン番号 変異
(アミノ酸
変化)
変異
(CDS
変化)
COSMIC登録ID (v92) がん化との
関連度による
分類
変異が検出されたサンプル数
chr10:90773119 T A 8 / 9 p.L224* c.671T>A   Tier2 1 / 34
chr10:90773119 T G 8 / 9 p.L224* c.671T>G COSV58238298 Tier2 1 / 34
chr10:90773947 C T 9 / 9 p.R250* c.748C>T COSV58238780 Tier2 1 / 34
chr10:90773965 G T 9 / 9 p.E256* c.766G>T   Tier2 1 / 34
chr10:90774013 G T 9 / 9 p.E272* c.814G>T   Tier2 1 / 34
chr10:90774064 G T 9 / 9 p.E289* c.865G>T   Tier2 1 / 34