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FLT1
基本情報
- 遺伝子名
-
fms related receptor tyrosine kinase 1
- 慣用名
-
FLT, FLT-1, VEGFR-1, VEGFR1
- 遺伝子分類
-
がん遺伝子
- 遺伝子ID
- 転写産物ID
- 機能分類
-
腫瘍形成・増殖
- シグナル伝達経路
-
RTK
- 染色体上の位置 (GRCh37/hg19)
-
13q12.3 (chr13:28877304..29068980, complement)
- アミノ酸配列の長さ
-
1,338
遺伝子マップ

解説
FLT1は、血管内皮成長因子受容体(VEGFR)ファミリーで細胞質ドメイン内に7つの免疫グロブリン様ドメイン、膜貫通セグメント、およびチロシンキナーゼドメインを有する細胞外リガンド結合領域を含む受容体チロシンキナーゼである。この遺伝子は、VEGFR-A, VEGFR-Bおよび胎盤増殖因子に結合し、血管新生や脈管形成プロセスにおいて重要な役割を担っている。この遺伝子の発現は血管内皮細胞、胎盤栄養膜細胞および末梢血単球に認められる。
国内承認薬 (分子標的治療薬)
2022/06/10 更新
一般名 (販売名) | 外部サイトへのリンク | |
---|---|---|
スニチニブ(スーテント)※ | PMDA | KEGG DRUG |
パゾパニブ(ヴォトリエント)※ | PMDA | KEGG DRUG |
アキシチニブ(インライタ)※ | PMDA | KEGG DRUG |
レゴラフェニブ(スチバーガ)※ | PMDA | KEGG DRUG |
ニンテダニブ(オフェブ)※ | PMDA | KEGG DRUG |
レンバチニブ(レンビマ)※ | PMDA | KEGG DRUG |
セルペルカチニブ(レットヴィモ)※ | PMDA | KEGG DRUG |
※JCGAに掲載されている460遺伝子の中に複数の標的遺伝子がある薬剤 (他の遺伝子においても当該薬剤が表記されています)
薬剤の標的とされる遺伝子において該当する薬剤名を列挙しています。
各薬剤の承認情報(適応がん種、効果・効能の情報)を反映したものではありません。
国内承認薬に関する情報の詳細は、独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)が公開している情報を必ず確認してください。
薬剤の標的とされる遺伝子において該当する薬剤名を列挙しています。
各薬剤の承認情報(適応がん種、効果・効能の情報)を反映したものではありません。
国内承認薬に関する情報の詳細は、独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)が公開している情報を必ず確認してください。
シグナル伝達経路
遺伝子変異総量(Tumor Mutation Burden)の分布TMB
アミノ酸配列上の変異分布

- 低悪性度
神経膠腫 - 多形膠芽腫
- 髄膜腫
- 頭頸部
扁平上皮癌 - 唾液腺癌
- 食道扁平上皮癌
- 胃腺癌
- 小腸癌
- 結腸腺癌
- 直腸腺癌
- 肝細胞癌
- 胆管癌
- 膵腺癌
- 肺腺癌
- 肺扁平上皮癌
- 肺
神経内分泌腫瘍 - 胸膜中皮腫
- 胸腺腫
- 浸潤性乳管癌
- 浸潤性小葉癌
- 化生癌
- 骨肉腫
- 消化管間質腫瘍
- 軟部肉腫
- 子宮頸癌
- 子宮類内膜腺癌
- 上皮性卵巣癌
- 淡明細胞型
腎細胞癌 - 悪性黒色腫
- 有棘細胞癌