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GNA13
基本情報
- 遺伝子名
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G protein subunit alpha 13
- 慣用名
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G13
- 遺伝子分類
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がん遺伝子
- 遺伝子ID
- 転写産物ID
- 機能分類
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腫瘍形成・増殖
- シグナル伝達経路
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GPCR
- 染色体上の位置 (GRCh37/hg19)
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17q24.1 (chr17:63010375..63052711, complement)
- アミノ酸配列の長さ
-
377
遺伝子マップ
解説
GNA13は、GTP結合タンパク質(Gタンパク質)の構成成分である。Gタンパク質は、α、β、γからなる三量体で構成され、Gタンパク質共役受容体(GPCR)により活性化される。GNA13はαサブユニットであり、不活性化状態ではGDPと結合しているが、活性化によりGTPと結合し、GTP-αサブユニットとβγ二量体に分離する。活性化型GNA13は、RhoGEFと結合し活性化することによってエフェクター分子RhoAを活性化し、腫瘍細胞の浸潤や転移を促進する。体細胞変異は、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)、バーキットリンパ腫およびホジキンリンパ腫において認められる。
遺伝子変異総量(Tumor Mutation Burden)の分布TMB
アミノ酸配列上の変異分布
- 低悪性度
神経膠腫 - 多形膠芽腫
- 髄膜腫
- 頭頸部
扁平上皮癌 - 唾液腺癌
- 食道扁平上皮癌
- 胃腺癌
- 小腸癌
- 結腸腺癌
- 直腸腺癌
- 肝細胞癌
- 胆管癌
- 膵腺癌
- 肺腺癌
- 肺扁平上皮癌
- 肺
神経内分泌腫瘍 - 胸膜中皮腫
- 胸腺腫
- 浸潤性乳管癌
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