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MAP3K4
基本情報
- 遺伝子名
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mitogen-activated protein kinase kinase kinase 4
- 慣用名
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MAPKKK4, MEKK 4, MEKK4, MTK1, PRO0412
- 遺伝子分類
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- 遺伝子ID
- 転写産物ID
- 機能分類
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腫瘍形成・増殖
- シグナル伝達経路
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MAPK
- 染色体上の位置 (GRCh37/hg19)
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6q26 (chr6:161412964..161537902)
- アミノ酸配列の長さ
-
1,608
遺伝子マップ

解説
MAP3K4は、マイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MAPK)経路の中核として、3つのプロテインキナーゼの保存カスケードである。活性化MAPKキナーゼキナーゼ(MAPKKK)は、特定のMAPKキナーゼ(MAPKK)をリン酸化および活性化し、その後特定のMAPKを活性化する。ERK MAPKsは、細胞分裂刺激により活性化されるが、CSBP2およびJNK MAPKsは、浸透圧衝撃、UV照射、創傷ストレスおよび炎症性因子などの環境ストレスにより活性化される。この遺伝子は、MTK1とも呼ばれるMEKK4タンパク質であるMAPKKKをコードし、C末端にプロテインキナーゼ触媒ドメインを有する。N末端の非キナーゼドメインは、調節ドメインを有する可能性がある。哺乳類細胞におけるMEKK4の発現は、CSBP2およびJNK MAPK経路を活性化させるが、ERK経路は活性化しない。インビトロにおける研究では、組み換えMEKK4が、それぞれCSBP2およびJNKを活性化するMAPKKであるPRKMK6およびSERK1を特異的にリン酸化および活性化するが、ERKを活性化するMAPKKであるPRKMK1をリン酸化しない。MEKK4は、CSBP2 MAPK経路を活性化する環境ストレスの主要メディエーターであり、JNK経路のマイナーなメディエーターである。
遺伝子変異総量(Tumor Mutation Burden)の分布TMB
アミノ酸配列上の変異分布

- 低悪性度
神経膠腫 - 多形膠芽腫
- 髄膜腫
- 頭頸部
扁平上皮癌 - 唾液腺癌
- 食道扁平上皮癌
- 胃腺癌
- 小腸癌
- 結腸腺癌
- 直腸腺癌
- 肝細胞癌
- 胆管癌
- 膵腺癌
- 肺腺癌
- 肺扁平上皮癌
- 肺
神経内分泌腫瘍 - 胸膜中皮腫
- 胸腺腫
- 浸潤性乳管癌
- 浸潤性小葉癌
- 化生癌
- 骨肉腫
- 消化管間質腫瘍
- 軟部肉腫
- 子宮頸癌
- 子宮類内膜腺癌
- 上皮性卵巣癌
- 淡明細胞型
腎細胞癌 - 悪性黒色腫
- 有棘細胞癌