NRG1は、細胞間シグナル伝達を介在および多臓器系の成長・発達において重要な役割を果たす膜糖タンパク質である。選択的プロモーターの使用およびスプライシングにより、この遺伝子から非常に多様な異なるアイソフォームが生成される。これらのアイソフォームは組織特異的に発現し、有意に異なる構造を有し、Ⅰ～Ⅵ型に分類される。この遺伝子の異常は、がん、統合失調症および双極性障害（BPD）などの疾患と関連している。